とある策士の三國志(仮)~天下人の軍師~
昨日小説家になろうのランキングをチェックしてたら面白そうな小説があったので一気読みしました!!
それは仏ょも先生の「とある策士の三國志(仮)~天下人の軍師~」。
タイトルに(仮)って付いているので今後変わるかもしれませんが、内容は現代で社畜社員だった男が三國志の時代に転生、それもかの董卓の懐刀として有名な「李儒」として転生。
悠々自適の生活を目指すも・・・って話。
なぜ主人公を李儒にしたw
李儒と言えばコーエーの三國志のゲームでも知力が高いが根暗な顔グラを付けられる陰謀家のイメージが強い人。
三國志演技では董卓暗殺後、王允に八つ裂きにされてしまうって話ですが、歴史書の後漢書では生死不明な人物。
「とある策士の三國志(仮)~天下人の軍師~」では早々に大将軍何進に接近しその懐刀に。
三國志演技や他の物語では屠殺業者上がりで妹が皇帝の正妃になったおかげで大将軍に付けただけで無能扱いの何進ですが、この物語では「妹の立場を利用し宦官・名家を敵に回しつつ上手く立ち回り、同じ外戚である董承たちを差し置いて大将軍まで上り詰めた偉人。」(作者解説より)
そして作者の評価いわく「日本の豊臣秀吉より凄い人。」
そして名族意識が強く 賄賂をもらわなければ動かないのが常態化している文官に対して元社畜主人公が改革!!サボり癖のある文官たちからは恐れられることに!!
三國志転生物って結構あると思いますが、この小説は人物評とか結構一般的な見方と違うのが面白い!!。
三國志の主人公劉備なんてホント唯のゴロツキ扱いですw
この小説を読むと何進は有能に見えますし、董卓も苦労を押し付けられた可哀そうな人、御年8歳の司馬懿も可愛い盛りです。
三國志の主要な武将の名前の区別がつくよ!!って人にはお勧めです!!
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