GGI&MM 1/100 KOG OVER THE 7777
今回は1988年に発売されたボークスのGGI&MMシリーズ、ナイト・オブ・ゴールドOVER THE 7777になります。
このキットはコミックでの未来、KOGが頭部だけで宇宙をさまよっていましたが、当時の設定で出来るだけ全身を再現したキットになります。
なのでこの状態で原作に登場した事はありません。まあMH自体無かったことに・・・
「JOKER3100」版とは頭部や肩等が違っているようです。
1988年当時発売されたキットは黄色の成型色でたしか一万円近くしたと思いますが、こちらは再販版で成型色がグレーに、そして値段も3~4千円位だったと思います。当時、えらい値下げしてきたなって思った覚えがあります。
それまでレジン製のガレージキットがメインのボークスがプラ製のインジェクションキットに手を出した初期のキットでプラモデルっていうより、プラ製のガレキって感じのキットでした。
結構大きいキットです。WAVEもレッドミラージュとか1/100キット出しましたが、それと並べても大きいです。とても同じスケールとは思えません。
このキットの難点は
1.パーツの合いが悪い。ヒケ等も多い。
2.ポリキャップを自分で適正な長さにカットしないといけないので面倒臭い。
3.手に太刀を持たせられない。
4.ポロリが多い。(特にスカートアーマー)
5.肩のボールジョイントが調整しないと動かすだけでねじ切れます。
1については組む前にパーツ毎の調整、修正が必要でしょう。特にヒケは殆ど穴って位凹んでいます。
2は説明書と現物合わせでの調整が必要です。
3は手の指を曲げて改造するか、リアルロボットレボリューションのエルガイムMKⅡの手を流用するしかないかな?って思います。
4は場所によっては接着した方が良いかと。外れないように引っかかりを付けるのもありかもしれません。
5は肩のボールジョイントに穴を開けて真鍮線等で補強するのが必須だと思います。
頭頂部のモールドもしっかり。
あえてモチーフには触れませんw
腕の可動は干渉が多くてポーズ付けるのが大変です。肘のパーツのお陰で腕を真っすぐに伸ばす事が出来ません。
足の開きはこの位。ここまで開いている間にスカートアーマーを初めとしてポロリが酷いことに・・・
膝もあまり曲がりません。まあMHは立たせておくだけで十分って気がしますが。
つま先が可動する為、前に重心がかかると倒れますw
太刀は2種類が各2本づつ付属。
腰にはスタビライザーとバスターランチャー接続部との選択式。
バスターランチャーは別売りでした。
胴体とか説明書にも複雑なパーツなので修正してね(意訳)って書いてある位なのでパーツの調整、修正が大変なのですが丁寧に処理をすればそれだけ良くなるキットです。
再販してくれないですかね・・・?IMSが開発中だから無理か・・・w
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